指輪が抜けなくて困った!
昔のリングをはめてみたら、予想以上にきつくなっていて外れない!
指がむくんで外すのに一苦労してしまった!
そんな経験をしたことはありませんか。
指輪が外れないままうっ血を放置すると、指が壊死したりすることもあるそうで、普通に怖い。
指輪がすこしキツイ程度ならば、石鹸をつけて指輪をくるくるとスライドさせれば外すことができますね。
また最終手段として、お近くの消防署で指輪をカットしてもらうこともできます。
私は以前、ガチで指輪が外れなくなり、消防署で指輪を切ってもらった経験をしています。
事件の発端
自分の指輪が本当に外れなくなるなんて、思ってもみませんでした。
だいたい「あっ外れない、やばいかも」って思うのって、日常的にあまりない気がする。
いや、アクセサリー屋さんでリングの試着をした時、思った以上に抜けにくくて時々冷や汗をかくことはあるけれども。
私の指輪事件が起こったのは、友人と飲んだ日のことでした。
居酒屋をはしごしイイ気分で帰宅したのですが、翌朝起きたとき違和感に気が付きます。
小指にはめていたはずのピンキーリングが、なぜか薬指にはまっている。
私はよく飲みすぎて記憶をなくすのですが、その日も例によって記憶はありません。
おそらく酔っぱらったことで気が大きくなり、ピンキーリングが薬指にはまるかチャレンジしてみたのだと思います。
まぁ、石鹸で洗えばいつものように外れるだろうな。
深く考えずにそう思い、二日酔いを解くため水を飲んでまた寝ることにしました。
レベル1:石鹸で外してみる
しばらくして再び起きたとき、寝転びながら、薬指にはまったピンキーリングを外してみようと試みました。
しかし、、、全くびくともしない。
それは、アクセサリー屋さんで指輪を試着して外れにくくなったのとは、全く違う感覚でした。
「これはいつものとは違う。間違いない。」
そう確信した私は、洗面所へ行き石鹸を使い
指輪を外してみようと思ったのですが、全然外れません。
次第に薬指がうっ血して紫色になってきます。
そして、じわじわ痛い。
レベル2:たこ糸を使って外してみる
消防署へ行けば指輪を切ってもらえることは知識としては知っていたんですが、
さすがにそんな大ごとじゃないだろう!と高をくくっていた私は、
Google先生に
「指輪 外し方」
と聞いてみました。
そこで初めて知ったのは、どうやら『糸を使って指輪を外す方法』があるということ。
1.タコ糸を1m、フィルムのネガを1cm幅ぐらいに切ったものを用意します。
2.フィルムを利用して指輪と指の間にタコ糸を通します。
3.指先に向かって第2関節を過ぎるまでタコ糸を指にすき間がないように巻きつけます。
4.指輪に通した糸で、巻きつけた糸を解いていくとネジの原理で指輪が外れます。
引用元:北はりま消防本部
http://www.kitaharima119.net/teate/yubiwa.html
上記リンク先には写真があるので、見てみてくださいね。
私はこの方法を試しましたが、全く外れませんでした。(念のため二回チャレンジした)
そして、だんだん痛くなってくる薬指w
これは、消防署へ行き、指輪を切ってもらうしかあるまいと覚悟を決め、いざ出陣。
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レベル3:消防署へ行く
近所の消防署を検索して、自転車で向かいました。
ドキドキしながら消防署の館内に入り、受付をお願いしました。
中からマッチョな消防士さんたちが出てきた。
「あの~指輪を切ってほしいんですが…」
(理由も理由だし我ながら情けない)
指輪をカットする前に、用紙に必要事項を記入します。
消防士さんは
「この指輪は、切っても本当に大丈夫ですか?」
「プラチナなど、高価な宝飾品ではありませんか?」
などなど、やさしく確認してくれますよ。
なんでピンキーリングが薬指にはまっているか聞かれたらどうしよ…と思っていたのですが、杞憂でした。
リングカッターという器具で指輪を切ってくれるんですが、これが全然痛くなくてあっという間に終わります。
カッターが指に当たらない構造になっているのだ!
とても親切に対応してくれた消防士さんありがとう。
なんどもお礼をいって、晴れやかな気持ちで消防署を後にしました。
みなさんもどうか、気が大きくなって指輪をいつもと違う指にはめることには、気を付けてください・・・。